
3年前の記事で、東京ではめずらしい「ごっこ」という魚の鍋をご紹介した。
ごっこの過去記事はこちら→
ちょっとめずらしい魚、ごっこ鍋の作り方その時にはじめて食べたこの魚、とっても美味しかったけど
それ以来、店頭で見かける事がなくなった。
めったに入らない魚だったんだなぁと、あきらめかけた頃
ようやくごっこちゃんに再会!
まああ、おひさしぶり!
あなうれしや。
以前は捌かれた状態で買ったので、どんな魚か知らなかったが
こんなお子だったとは……。

私の感性では、この子は可愛らしいというタイプではなく
なんて言うかこう、ぬるぬるのぷよぷよの
どうしたらいいかわからんような……。
でもね、ゼラチン質がたっぷりのごっこは
流行の美人鍋にも一歩も引けをとらないコラーゲンのかたまり。
まさに美人魚。
そう思ってお顔を見てみりゃ、美人……かな?
もちろん捌き方なんか知らないが
ようは腹を割って中身を出して、
ぶつ切りにすりゃーいいのだろうと果敢に挑戦。
これがまたゴムのようにびよんびよんとして
包丁ではにっちもさっちもいかず
結局ハサミでじゃきじゃき切り、出刃で骨を叩き切った。
で、このように。

体の中はほとんど卵。
右手前に写っているのは大きな肝。
このたっぷりの卵が野菜に絡んで
魚卵好きにはこたえられないぷちぷち感。

後で調べたら表面の薄皮を剥いでからぶつ切りにするものだった。
食べてしまってから知った所で、もうどうにもならん。
調べてから捌くべきだったが
そのままぶつ切りでも、美味しかったからよしとしよう。
さて、以前の記事では昆布出汁に味噌と豆板醤で
味付けした鍋をご紹介したが、私だって3年前のまんまじゃないわよ。
ふっふっふ。
人間ってのは成長する葦な訳で(なんで葦なんだろう?)
それなりに腕も上がっている(はず)。
それになんたって二年熟成の手作り味噌と
中華風自家製辛味調味料の金角銀角があるんだもん。
辛味調味料の作り方はこちら→
中華風自家製辛味調味料の作り方ではではバージョンアップレシピをご紹介しちゃおう。
味噌仕立てごっこ鍋の作り方材料(4~5人前)
ごっこ 1匹
赤味噌 200g
玉ねぎ(中) 2個
リンゴ(紅玉)1
サラダ油 適宜
豆腐 一丁
かぶ 3本
にんじん(中)1本
・にんじん、かぶ、豆腐は食べやすい大きさに切る
・玉ねぎ、リンゴは皮を剥きフードプロセッサにかける
(フードプロセッサがなければ擦りおろす)
・フライパンにサラダ油をたっぷりと敷き
玉ねぎ、リンゴを弱火で飴色になるまで炒める
・火を止め、赤味噌を加えて練り合わせる
これで調味料が完成
・鍋に水を入れて沸かし、
先程の調味料を溶かし入れ、好みの濃さにする
野菜や魚から水分が出るので少し濃い目がよい
・豆腐、にんじん、ごっこを入れ、蓋をして煮る
ごっこに火が通りはじめたらかぶの実を入れ
最後にかぶの葉を入れてひと煮立ちさせて出来上がり
玉ねぎ、リンゴを飴色になるまで炒めるのは
ほんっとに面倒、でも美味しいお鍋のためにエンヤコラ~。
野菜はあったものを使ったけど、
白菜やきのこ類、芹、青梗菜などなんでもいけそう。
辛味調味料はお好みで。
上記の辛味調味料がなくても、鷹の爪や花椒などもいいと思う。
熱々ごっこ鍋をたらふくやった私ったら
明日はお肌ぷるんぷるんのぷるんぷるんよぉ~。
おほほ、おほほ。
追記(2013.2.23)
ごっこのさばき方を教わって、記事にしました。
さばき方がわからない方は、こちらをご覧ください。
↓
久々のごっこ鍋だ♪ ごっこのさばき方のご紹介〈お鍋には興味のないみるくねこにゃん〉

いつものドライフードを平らげ
私の半天を我が物として
丁寧に食後の洗顔をするみるく。
みるくもご飯、おいしかったみたいね。
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