壮絶なお料理をする奥さまを持つ
旦那さま達のせつないブログ。
ざっと見ただけでも背筋に何かが……。
肉じゃがにくさやとパイナップル、フルーチェ丼、ジャムおにぎり、ピーマンとグレープフルーツの豆板醤炒め、喉が痛いならイソジンカレー、ポカリスエットで炊いた飯、ハンバーグを箸で割ったら、中に丸ごと包んであったサンマの頭と目があった…などなど。
そりゃーもう阿鼻叫喚の様相。
「おおさじは、おたまじゃねえ」の言葉も胸に突き刺さった。
命に関わる思いをしている方もいる。
食べた後、腹痛が止まらず寒気もして、
その後気を失って目を覚ましたら
病院のベッドの上にいたというご主人。
タバスコ1本投入したミネストローネみたいな
激辛の物を我慢して食べ続け
喉と食道に炎症とポリープができたというご主人も。
あいたたたたた。
なによりすごいのは
それでも一所懸命つくってくれてる奥さんが可愛いという
意見があちこちに散見される事。
お弁当もつくってあげると言って
お弁当箱を選んでる姿が可愛いくてとか
謎の料理を美味しそうに食べている奥さんの
その笑顔で俺は十分ですとか
とにかく可愛いからよしとしたとか
料理の事で喧嘩になり、泣いている奥さんを見て
俺の包容力がないのかと自分を責めるご主人とか……。
人ってそこまで人を愛せるものなのか……。
ついうっかり感動してしまった私。
目頭が熱くなった。
逆切れする奥さまも多いようで
「一所懸命やってるのに、どうして褒めてくれないの!」と。
一所懸命やってれば評価されて当然という思考はちょっと謎。
目的は〈美味しいご飯をつくる→家族の健康と幸せ〉
手段は〈美味しくするために、学ぶ事と工夫する事〉
一所懸命やるっていうのは
目的でも手段でもなく、向き合う姿勢だよね。
結果はどうでも、姿勢を評価されるべきって事なら
仕事でも何でもそんな楽な事はないはずなんだけど
不思議なもので
どうしたら目的を達成できるかを
知恵を絞って考える人と
どうして頑張ってるのにわかってくれないのと
不満をつのらせている人を比べると
不満を言っている人の方が
ずっとずっと辛そうで、苦しそうなんだよね。
まあ、それは世の常ってもんではあるけれど。
ってなところで
今日も長々とヨタ話につきあっていただき
本当にありがとうございました。
はんちくながら、
レシピ等も載せたりしているものとしては
ここのブログに
「紹介してもいいですか?」とお伺いするのは
人として最低な気がしたので出来ませんでした。
ご興味のある方は「嫁のメシがまずい」で
検索してみてくださいね。
あああ、みんなが幸せになればいいのに!!!ところでクリックもよろしく