さてさて前回、本漆で挫折したお皿を
軟弱にもエポキシ樹脂で妥協した繕いを
(よせばいいのに)ご紹介。
エポキシ樹脂で補修して、やすりをかけたのがこの状態。


エポキシ樹脂を使った繕いのやり方は前記事を見てね
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器の金継ぎに挑戦・その2! 新うるしを使った金継ぎのやり方で、最後の仕上げをどの方法でやろうかな。
繕いに使う材料は純金粉、純銀粉、真鍮粉などがある。
純金粉が一番高価だが、銀の繕いの方が格上なのだそうだ。
江戸時代、金は庶民の使うものだったからだと教わった。
このお皿は柄が真鍮で彩色されているので
同じ真鍮粉を使う事にしよう。
新漆を使った彩色の方法で、私が出来るのは二通り。
・透明の新漆に真鍮粉を混ぜて彩色する方法
・発色の良い朱色の新漆で下地を描き、真鍮粉を撒く方法
新漆で下地を描き、その上から真鍮粉を蒔く方法はこちらの前記事を見てね。
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金継ぎに挑戦・その4。新漆と真鍮粉を使ったニュウの繕い方。前にも書いたが、透明の新漆に真鍮粉を混ぜて彩色する方法だと
仕上がりがもったりとしてしまう(私の腕のせいかもしれないけど)。
新漆で下地を描き、その上から真鍮粉を蒔く方法だと
仕上がりは綺麗なんだけど、何度か洗って使っていたら
真鍮粉がはがれてきて、下地の色がでてきてしまった。
これは前に繕ったなます皿。こんな感じになってきちゃった。
繕った時

真鍮粉がはがれてきた状態

金襴手のお皿だから、朱色も馴染んでいるので
このお皿はいいけれど、今回のお皿にはちょっと不向き。
金や真鍮粉を蒔く方法は
しょっちゅう洗剤で洗ったりしないお茶道具や花器にはいいけど、
ふだん使いの食器には使わない方が良さそうだ。
今回の繕いは透明の新漆に真鍮粉を混ぜて彩色する方法にした。
この方法だとビシバシ洗っても大丈夫。
最終的に、このように仕上がった。

いろいろあったけど、まーまーかな。
でも本漆、あきらめてないから!!!
そのうち必ずやってやる〜!
ちょーっと軟弱だったけど
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ありがとう!補足*エポキシ樹脂についてエポキシ樹脂はエポキシ化合物とアミン系硬化剤の反応型接着剤で
毒性を指摘されているビスフェノールAは
硬化、養生後にその反応性を失います。
硬化が完了した物は反応性がないので、
ビール缶の塗装など、直接口に触れるものにも使用されていますが
硬化が完全でない時には微量の毒性を発揮します。
ここでご紹介している手法では
硬化したエポキシパテの上に、さらに新漆でコーティングとしているので
ビスフェノールAによる毒性の心配はないと考えて使用しています。
硬化終了後に反応性がなくなるのは本漆も同様で
完全に乾燥する前の本漆は、人によって激しいかぶれや
アレルギー症状をひきおこし、目や口に入ると大変危険なので
取り扱いは十分に注意してくださいね。
完全に乾燥した本漆は、反応性を失っているので安全です。