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てづくり*てづくり
ちょっとだけスローライフでいこう。 手作りで遊ぶ、ふたり暮らしをご紹介。 手作り着物小物や、手作り雑貨、お料理など、 日々の暮らしまわりのあれこれです。
これはちょっと前の話。


親戚の一周忌があり、喪服を着てご供養に出かけた。


私は喪服は着物しか持っていないので
梅雨時なんだから洋服の喪服くらい準備しなくっちゃと思いながら
なんだかバタバタとしていて、買いに行く時間が取れなかった。


でもまぁ、少しくらいの雨なら大丈夫だろうと
ぬるい考えでいたら、当日は少しくらいじゃない本降り。


でももうそうなったら、どーもこーもない。
着物着て行くしかないし。
絽の喪服だから、多少雨があたっても
後でちゃんと手入れしておけばなんとかなる。


が、しかしだ。
帰る頃には雨に濡れた草履の裏がはがれて
バクバクのベロンベロンになり、まともに歩けなくなった。


とりあえず親戚の家に寄せていただき
従姉妹のご主人が、応急処置で黒いビニールテープで
固定して歩けるようにしてくださった。


H枝ちゃんのご主人さま、
その節はご迷惑をお掛けしまして
申し訳ありませんでした。
本当に助かりました、ありがとうございます。


私は子供の頃からお間抜けキャラなので
親戚のみなさんは今更驚きもしないだろうけど
あいかわらずバカが治っていない事がバレちゃったわ。


ま、そんなこんなで帰ってから草履を乾かし
底は耐水性の強力接着剤で貼付けてはみたものの
雨に濡れてすっかり色落ちしてしまい
黒い色は褪せ、あちこち白く擦れて
とてももう履ける代物じゃない。


でもな〜、2〜3回しか履いていないのに
こんな間抜けで処分するんじゃ、草履に申し訳ない。


なんとかならないかな。


布用の染料を使ったら、きっと色落ちするから
履いていると足袋の裏が真っ黒になっちゃうな。


じゃあダメで元々と、取り出したのが黒の油性マーカー。
こいつで塗りまくった。


そしてこのように復活!
zouri.jpg


てらてらと嫌な色に光るかと心配したが
絹がいい塩梅に色を吸収してくれて
少し時間を置いたら、静かな黒色に落ち着いた。


あ〜よかった。
酷い目にあわせちゃってごめんね。
まだまだ、履いてあげるからね♪


ともあれ、乱暴極まりない事をしたもんだとは思う。


よい子のみんなは真似しないでね。


アホな記事で失礼。
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datejime0716.jpg



子供の頃、お祭りの日には
祖母が毎年浴衣を縫って用意していてくれた。


一体いつ縫っていたんだろう。
祖母が姉や私の浴衣を縫っている所を見た事がないのに
お祭りの何日か前には魔法のように浴衣が出来上がっていた。


姉には華やかな大きな柄の向日葵や朝顔の浴衣、
私には可愛らしい小さな柄の小菊や桔梗の浴衣。


反物は母が私達の顔映りの良い柄を選んでくれていた。
母の見立てが外れる事はなく、
いつも素敵な浴衣が出来上がった。


お祭りの日は祖母に浴衣を着せてもらう間ももどかしく
聞こえて来る祭り太鼓の音に気がせいて
一緒にお祭りに行く約束をした友達の家まで
履き慣れない下駄で、走って行ったっけ。


リメイクに使ったのは、子供の頃の浴衣帯。
古いものだから、シミや汚れもあるし
朱色の帯って、10代の女性には可愛らしいけど
今の私には全くよろしくない。
「無理すんなよ」って感じになるのよね。


捨てづらくって、ずっと仕舞ってあったものを
伊達締めにリメイクした。


そしたら、これがすっごく使いやすいんだ!
滑りが良くて、適度な堅さがあって
今まで使った伊達締めのなかで、一番の使い心地。


今回はこの簡単伊達締めレシピのご紹介。


浴衣帯のリメイクで、切りっぱなしの簡単伊達締めの作り方

材料
浴衣帯1本(古くなったものや、使わなくなったものでいいと思う)
紐用の布(絹や木綿などの柔らかくて丈夫な布) 50cm×8cm 2枚

date01.jpg

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date03.jpg



超簡単レシピで、記事にするのも恥ずかしいものだけど
まじで使い心地いいっす。
処分しようと思っている浴衣帯をお持ちの方
リメイクで再利用してみるのもいいんじゃないかな。



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最近は浴衣寝間着がマイブーム。
これ、私的にはかなりのメガヒットなの。
お風呂上がりの素肌に浴衣を羽織る気持ちよさに
病み付きになっちゃった。


木綿の肌触り、さらさらとした吸湿性。
衿を広げてうちわでハタハタあおぐと
襟元から身八口に風が抜けて
熱を逃がしてくれる心地よさ。


そりゃー酒も進むさ。
えー、進みますともさ。


datejime0714.jpg



寝間着にしているこの浴衣は
ヤフオクで着物を購入した時におまけに付けていただいた浴衣。
これを着丈に詰めて、この夏から寝間着にしている。


寝間着なので丈詰めの仕方は、超割り切って
裾を着丈にあわせて切り落とし、
三つ折りしてミシンをかけただけ。


普通こんな乱暴な無茶仕事は、浴衣でも着物でも有り得ないけど
なんにでも手間暇掛ければいいってものでもないんでね。


前に読んだ幸田文の小説にもあったが
「急ぎで仕立てる必要がある着物」と
「きちんと丁寧に仕立てる着物」は、全く縫い方が違うものだったそうで
スピードを要求される場合には
細かい事は気にせず、飛ぶように縫い上げたとか。


ふだん着の袷着物を解いて洗い張りをし
仕立て上げるくらいの事は2〜3日で済ましていたらしい。


ものすごいスピードだ。


だからって、裾をミシンってどうよ?と言う
突っ込みをしたくなる方々も多いと思う。


ま、いいじゃないすか。
誰にお見せする訳でもない、私の寝間着だし。
(写真載せてんじゃん!ってのも言いっこナシよ♪)


裾を切り落とした布は、ちょちょいと接ぎ合わせて
ヘアバンドにした。
これは毎朝の洗顔の時に活躍中♪
hairaband.jpg



次回は写真に写っている
浴衣帯をリメイクした伊達締めの作り方を紹介するね。


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名古屋帯をリメイクした余り布で扇子入れを作った。
ダーリンにもお揃いで作ってあげたぞ。


使った名古屋帯は前に着物バザーで買ったもの。
ざっくりとした質感と合わせやすい色はとても好きだけど、
柄が好みではなかったので柄を切り落として
夏着物や浴衣用の細帯に仕立て直した。


asahosoobi.jpg



無地だとちょっと寂しいかなと思ったけど
テクスチャーに存在感があるし
着物の柄も選ばないのでかえって使いやすい。
帯留めや帯飾りもよく映えて、いい感じ。
細帯の仕立て方は、
拙著「リメーク小物で楽しむ ふだんの着物」に載せているので
ご興味のある方は、ご覧いただけたらと思います。
(↑ちらりと宣伝する所がナニですな)


ではでは、扇子入れレシピをご紹介。


扇子入れの作り方
sensu1.jpg

sensu2.jpg

sensu3.jpg

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内側はこんな感じ。
sensuuchi.jpg



この夏大活躍をしそうだわ♪


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これからの季節にと、下駄を2足買って来た。
靴でも草履でも、新しい履物ってなんだかうれしい♪


geta.jpg



買いに行ったのは近所の履物屋さん。
古くからある小さなお店だ。


最初は最近の流行の草履型で
裏にゴムの滑り止めを付けたタイプの下駄や
今年の新作で入って来たばかりの下駄を
勧めていただいたのだが、
どうもいまひとつ好みにあわない。
私は今の流行のものより、昔の下駄が好きなのだ。


そこでいろいろ探してみたら、お店の奥にこの下駄が
鼻緒をすげらていないまま、ひっそりと置かれていた。


素敵!これがいい!!!


なんでもこれは先代の頃から置いてある下駄で
傷や汚れもあるものだから
売り物にはちょっと、と思っていたものだそうだ。


なるほど、銀杏の模様の下駄はつま先に汚れがあるし
裏を返してみると、どちらも塗りが欠けた小さな傷がある。


でもそんな事、私はぜーんぜん気にならないもんね。
下駄の裏は1度でも履けば、傷がつくものだし
つま先に汚れがある方は雨の日用にすればいい。
それに履いてしまえば、汚れは見えなくなる部分だ。


そんな事より鎌倉彫にしては珍しい
木目を活かしたレリーフの可愛いらしい
植物の模様が気に入った。


そしてもうひとつ、心を魅かれたのは
つま先より踵の方がなだらかに細くなっているライン。
下駄を履いた時に、綺麗に見えるように考えて作られたものだろう。
これ以上前後の幅の差を付けると不細工になるし
差が少なければ効果はない。
計算された、気持ちのよい曲線だ。


鼻緒は小枝の下駄には印伝の鼻緒を
雨の日用にするつもりの銀杏の下駄には
レザーの鼻緒を選んで、すげてもらった。


昨日は早速、銀杏の下駄を履いて買い物に出た。
静かな雨が上がり、あじさいに水滴が光っている。
雫にあおく映る光は、空の色か花の碧か。


からころと涼やかな下駄の音。
夏の夕暮れ時に、よく似合う音色だな。


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鈴木道子(DROP)

comichiko

Author:comichiko
フリーランスのグラフィックデザイナー。
装丁、パッケージ、VI、イラスト、
キャラクターデザインなどなど
いろいろやっている。
同じくグラフィックデザイナー(会社員)の主人とふたり暮らし。
最近はがっちょり着物にはまって
着物生活奮闘中。

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